女ひとり旅【高野山】大師教会で【お授戒を体験】してきました。

高野山では観光だけではなくいろいろな【体験】もできます。
高野山大師教会で「お授戒」を受けてきたのでレポートしますね。
「お授戒」とは
弘法大師(空海)より代々伝わる秘法により日々の生活の信条ともいうべき菩薩十善の教え(戒)を阿闍梨さまから直接授かり法話を賜る儀式です。
宗旨を問わずどなたでも参加できます。
難しそうな感じですが実際に体験すると「静かで心が落ち着く…」そんな時間でした。

開催日は毎日、1日に7回開催されているので体験しやすいと思います。
大師教会に行く
場所は「大師教会」壇上伽藍の近く高野山デジタルミュージアムの前あたりにあります。

建物の中に入って受付へ。
受付をする

入ってすぐ右側に受付がありました。
「授戒を受けたいのですが…」と伝えるとすぐに案内してくれます。
授戒料1,000円を払います。
少しドキドキの待ち時間

受付が終わると「テレビの前あたりでお待ちください」との事で「ここの事だろうか??」とちょっと不安になりつつ待機しました。
→合ってました!
だって私が行ったのが開始15分くらい前、誰もいないんですもの。
奥の院ナイトツアーの集合場所を間違えて待っていた経験のある私は「ここじゃないのかなぁ」と気が気でなかったのですが暫くすると人が6人くらい集まりホッとしました。
そして時間になるとお坊さんに名前を呼ばれ授戒の会場(授戒堂)に移動です。
授戒が始まる
中は薄暗い。
薄暗いというより僅かな灯りのみでほぼ真っ暗。
不思議と心が落ち着きます。
畳のお部屋で好きな場所に座ります。
静かで厳かな雰囲気、参加者も誰一人会話をする人もいなくて緊張感が伝わってくる感じ。
私も授戒について事前に全く調べていなかったので何が始まるのだろうとドキドキでした。
阿闍梨様のお話を聞く
まずは案内してくれたお坊さんから注意事項を聞きその後に阿闍梨様が私たちの元に来ました。
お坊さんとは着ている格好も違いそれだけでも「おぉ」と思っちゃいました。
真っ暗なのでお顔は見えません。
でもお声はハッキリと聞こえてきます。
お経?と思うような十善戒と法話が始まります。
静かに聞きます。
正直なところ私には難しく全部は理解できませんでした汗
でも暗闇で座り静かに阿闍梨様のお話を聞いていると汚れた自分が少し洗われたような気がしました。
菩薩戒牒をいただく
最後は名前を呼ばれ阿闍梨様の元へ行きます。
直接に菩薩戒牒(ぼさつかいちょう)を授かりました。

この菩薩戒牒は今もお財布に入れて大切にしています。
終わったあとは
授戒が終わると自由解散。
大師教会の中も見学できたのでゆっくりと見てきました。
教会と聞くとキリスト教のような教会を想像していましたがお寺と同じ感じでした。
自分のペースで見学した後は写経も体験しちゃいました。

みんなの口コミ
先程授戒を受けました!
— たないキャンプ (@tanaryota2) May 18, 2024
仏さまの示された戒めの教え(戒)を阿闍梨さまから直接授かり法話を頂く儀式です。
とのことです!暗い部屋にロウソクの明かりが灯されていて、冷房が効いているかのような室温で厳かな雰囲気でした!穏やかな気持ちになりました😌#日本一周#和歌山県#高野町#高野山 pic.twitter.com/ssLrZUxT4Z
高野山 大師教会で授戒を。
— S (@mg_of_summer) July 8, 2024
受付のあと授戒堂へ移動、真っ暗な堂内で阿闍梨さまに続いてお経を読んだあとは阿闍梨さまより菩薩戒牒を授かり法話をいただいた。
暗闇に目が慣れるかと思いきや灯明の逆光で阿闍梨さまのシルエットは分かるものの最後まで表情は分からず。背筋が伸びる30分間でした。 pic.twitter.com/b3VUahFW9f
久々の高野山、楽しかった〜✨
— ごむぱん (@gmpn1991) May 18, 2024
真っ暗なお堂で阿闍梨から法話を頂く授戒体験もしてきたんだけど、暗すぎて阿闍梨の顔が全く見えず、法話だけ響いてて不思議な空間だった
あと外国人観光客多いせいで、法話も日本語と英語の2ヶ国語対応になってて驚いた
阿闍梨って英語もお話しになるんだ…ビックリした pic.twitter.com/f8KmSHKywJ
お授戒体験の詳細

開始時間
【午前】9時・10時・11時
【午後】1時・2時・3時・4時
受付
開始時間の10分前には予約を済ませる事。
◾️大師教会内の受付にて申し込み。
◾️ネット予約
高野山参詣講運営「もっと高野山」にて申し込み。
所要時間
約30分
途中での出入りはできません。
授戒料
1,000円
儀式のため団体割引、小児割引はなし
問い合わせ
宿坊協会 電話0736-56-2616
[…] 高野山大師協会でお授戒体験をした後に写経も体験してきました。 […]