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女一人旅【高野山】観光②壇上伽藍に行く

高野山 壇上伽藍
りえ
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初めての高野山での一人旅。
1日目はまずは大門とお助け地蔵(観光①)に行き次に移動しました。

道での風景

紅葉の名残りもあり。

道で有田みかんが売っていました。
安いし買うか迷い食べきれないと思い諦めました。
買っておけば良かったなぁ。

壇上伽藍を観光する

壇上伽藍は入場無料です。
建物はほとんどが外観のみ見学可能、「金堂」と「根本大塔」のみ中を拝観できます。(有料)

壇上伽藍とは

  • 弘法大師空海が高野山を開山した時に真っ先に造営した場所。
  • 奥の院とともに高野山の二大聖地の一つ。
  • 密教思想に基づく曼荼羅の世界観を具現化したものと言われている。
  • 高野山の総本堂の「金堂」など19の諸堂が立ち並ぶ。
りえ
りえ

曼荼羅の世界観、空海の想いをVRで知ることができる「高野山 壇上伽藍-地上の曼荼羅-」を高野山デジタルミュージアム(有料)で観てから観光すればもっと深く知れたかもと今は思います。
お時間ある方はご覧になってみるのも良いかもしれません。

参拝方法

「右遶(うにょう)」と呼ばれる正式な参拝方法がある。

右肩を金堂の仏像に向け右周り(時計回り)に巡ります。
右手を清浄とする(浄手)インドから伝わった礼拝方法。

壇上伽藍内はもちろん金堂なども時計回りで参拝する。

【参拝ルート】

「中門」→「金堂」→「六角経蔵」→「御社」→「西塔」→「御影堂」→「三鈷の松」→「根本大塔」→「大塔の鐘」→「不動堂」→「東塔」→「蛇腹路」

中門から入る

壇上伽藍の門は中門(ちゅうもん)とされています。
当初は結界の意味が強い形のものだったが焼失再建を繰り返し今の形となったそうです。

中門の写真は撮り忘れました。

総本堂の金堂を見る

中門を抜けると目の前に高野山の総本堂「金堂」があります。

拝観料500円(小学生以下無料)
時間8:30〜17:00(受付16:30まで)
  • 空海の手により最初期に建設されたお堂
  • 平安時代半ばから高野山の総本堂として重要な役割を果たす
  • 現在も大切な儀式などは金堂で行う
  • 空海が創建した頃は「講堂」と呼ばれていた
  • 高野山内で最古の建造物
  • 現在の建物は7度目の再建(昭和7年に完成)
  • 現在のご本尊は「薬師如来像」(ご開帳の時以外は見られない)
  • 平清盛の血曼荼羅(レプリカ)

中を拝観しました。

何とも不思議な感覚になりました。

平清盛の血曼荼羅はレプリカですが本物は「霊宝館」で見られます。

六角経蔵

金堂の左手にある六角経蔵。

  • お経を収める蔵をさし、その形が六角錐であることから六角経蔵と呼ばれる
  • 鳥羽天皇の皇后である美福門院が天皇の菩提を祈るために浄写された一切経(1000巻)を納めるために建てられた。
  • 別名は「荒川経蔵」
  • 一切経は重要文化財で霊宝館にて保存
  • 美福門院は女人禁制が掟の高野山に埋葬された。

こちら回して一周すると一切経を読経した功徳が得られるそうです。
youtubeで高橋英樹さんが回しているシーンを見て私もやりたかったのですが残念ながら故障中でした涙

三鈷の松(さんこのまつ)

写真真ん中あたりの紅い柵に囲まれている木が「三鈷の松」です。

空海が唐から帰国する際に真言密教を広めるに相応しい場所を求めるため日本に向けて三鈷杵(さんこしょう)という法具を投げたら雲に乗って日本に向けて飛んで行ってしまった。
のちに空海が高野山付近に訪れたところ狩人から夜な夜な光る松があると話を聞く。
早速その松を訪れると唐で投げた三鈷杵(さんこしょう)が引っかかっており空海はこの地こそ密教を広めるに相応しい土地であると決心されたそうです。
この松は三鈷杵と同じ三葉の松であり「三鈷の松」として祀られるようになった。

現在は参拝者が縁起物として松の葉の落ち葉を持ち帰りお守りとして大切にされているそうです。

根本大塔

壇上伽藍の中でひときわ目立ちます。
中も拝観できます。

拝観料500円(小学生以下無料)
時間8:30〜17:00(受付16:30まで)
  • 真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立
  • 大塔とも呼ばれる
  • 堂内そのものが立体の曼荼羅として構成されている
  • 西塔金剛界に対して大塔は胎蔵界を象徴する塔とされる(密教の理念「金胎不二」を体現)
  • 仏塔の代表的な様式の一つ「多宝塔形式」の最初の例だと考えられている

他には

西塔
空海入定後に建立された。

御社(みやしろ)
壇上伽藍で一番最初に建てたとされる。

壇上伽藍の感想

中を拝観できるのは金堂と根本大塔のみなので基本は外観を見て歩くのがほとんどです。
弘法大師空海が真っ先に作った場所という事でその頃を想像しながら歩きました。

感想は「大きい」です。
敷地も、中も、建物が建つ歴史も、大きい。

一つ一つを「これは何だろう」と携帯で見ながら回っていると結構な時間もかかります。
私は2時間はいたような気がします。
サッと見るのみでしたら時間はそんなに掛かりません。

今の建物は焼失などで再建されたものとはいえ外観はほとんどが当時の再現されたもの。
今から約1200年前の平安時代初期にこれだけのものを建てた空海と権力者たち、労働した人たち、想像を膨らませ1人で楽しみました。

そしてちょっと見ただけでは私は空海や空海の伝えたい事を理解できないなと思いました。
できれば何度も足を運びたい場所です。

夜はライトアップもされていました。

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50歳。バツなし独身。仕事は美容系のフリーランス。色々あるけれど楽しく心地良く過ごす事を全力で楽しむ日々。笑う門には福来たる。
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