女一人旅【高野山】観光①【大門とお助け地蔵尊】

高野山に到着し宿坊に荷物を預け早速観光に出ました。
時間は12:30頃。
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まずは大門に向かう
大門とは
重要文化財。
- 高野山の入り口にそびえる一山の総門大門。
- 高さ25.1メートル、五間重層の大楼門。
- 4度焼失し現在の大門は1705年に再建されたもの。
- 金剛力士像(仁王像)は国内で二番目に大きい。
弘法大師空海が高野山を開創した当時はこの門より内側の境内地全てを「金剛峯寺」と称した。

今回の観光のスタートは「大門から」と決めていました。
既に金剛峯寺の中にいる事になりますが初めての高野山、大門で「お邪魔します、よろしくお願いいたします」と気持ち的に挨拶したかったからです。
徒歩で大門まで行く

紅葉も終わった12月6日。
大通りも人が居なくて驚きました。
観光は全て歩いて向かいました。
街並みを知りたかったし徒歩だからこそ気付ける風景に出逢いたかったからです。
そして敢えて詳しく調べる事もしませんでした。
その時その時の気の向くままに歩き、感動したかったからです。
だからでしょうか、素敵な出逢いもありました。
これは改めて書きますね。
宿泊の持明院から大門までは徒歩で約26分。
街並みをキョロキョロ見ながら歩いていたらあっという間でした。

途中で「木の良い香りがするー」と思ったら塀の木から漂う香りでした。
門前での景色

てくてく歩き大門の門前に到着です。
12月6日13時過ぎの気温は12度でした。

門前には展望台がありました。

ここから見える夕日は「和歌山県朝日夕日百選」「日本夕日百選」に指定されています。
快晴だと紀淡海峡や淡路島、四国も見えるようですがこの日は曇りで見えませんでした。
ここに来るまでにだいぶ登り標高900mの聖地高野山から見る景色、夕日は次回に見ようと思います。
大門を観る
大門

宿坊から向かうと大門の内側になるので門前にまわって大門をくぐる形にしました。
大門、大きい。
写っている人と比べると大きさが分かりますね。
高さは25.1m。
「高野山」という文字を見て改めて高野山に来た実感が湧きました。


この金剛力士像(仁王さま)は日本で2番目に大きい巨像です。
木材が見え歴史を感じました。
像ってどこに居ても目が合うんですよね、不思議です。
大門をくぐると広場でトイレ以外は何もありませんでした。
「さぁ!高野山観光スタートだ!」
と来た道を戻りました。
女人道の道

大門の入り口に「嶽弁財天」がありました。
女人道参道という事で歩いてみました。

昔の女性はいろんな想いを抱えてこの道を歩いていたんだなぁと思うと何とも言えない気持ちになりました。
昔は今のような丈夫で歩きやすい靴もダウンなどの防寒着もないですし、この地は想いが詰まっているなと実感しました。

どこまで歩けば良いのかこの先がどうなっているのかわからず10分ほどで断念しました。

30分ほど歩くと「女人堂跡」(看板のみ)があるようです。
行かなかった事を今更後悔です。
あとは来た道を戻りました。
お助け地蔵

戻る最中の大門近くで「お助け地蔵」の看板を見つけ行ってみました。

ツキノワグマが生息しているという看板を見つけちょっと怖くなりました。

しばらく歩くと「お助け地蔵」の場所に到着しました。
中はとても綺麗。
多くの方が参拝されているのでしょう。
「一願地蔵」「一言地蔵」とも呼ばれ「一生に一つだけ願いを叶えてくれる」と言われていて全国からお参りに来るそうです。
私も願い事をしました。

本堂の左にある「重軽石」を持ち上げた時の重さの感じ方で願事が叶うかどうかがわかるとされています。
軽い→叶う
重い→時間がかかる、難しい
お礼参りには「丸いもの」をお供えすると良い、
お地蔵様の近くにある石を手にして願い事をし肌身離さず、願いが成就すればその石をお礼参りとして返しに行き再び次の方が…と言われているそうです。
ベンチがあり、ここから見える景色も綺麗でした。

女人道沿いでもあります。

いつか女人道を全て歩いてみたい。
ゆっくりと参拝しまた次の場所へ移動しました。

[…] 初めての高野山での一人旅。1日目はまずは大門とお助け地蔵(観光①)に行き次に移動しました。 […]