【女一人旅】2泊3日の高野山まとめ【旅行記・1日目】
12月上旬から二泊三日で高野山へひとり旅をしてきました。
旅行らしい旅行でひとり旅は51歳にして初めてです。
高野山も、ひとり旅も、ハマりそうです。
どんな旅だったか、出会いもあり、1人だからこそお話が聞ける時間もあったり、じっくりと高野山を満喫できた旅の旅行記です。
【1日目】
東京から高野山へ向かう
12月6日の朝早く、東京駅から新幹線に乗って高野山へ向かいました。
朝の6:51東京駅発の新幹線。
日頃ならまだ寝ている時間です笑。
缶チューハイ!欲に塗れすぎていてごめんなさい。
お宿までの移動スケジュールは↓
無事に新大阪駅から乗り換えをして特急こうやのチケットは駅員さんが親切に購入してくれて電車に乗ることができました。
東京から高野山の宿までの詳しい電車アクセス↓にあります。
極楽橋駅に到着してケーブルカー乗り場に移動です。
傾斜が凄い。
天空に向かっている感じがワクワクします。
高野山駅に到着。
別世界に来たー!!となります。
ここからバスに乗り換えて高野町に向かいます。
今回の高野山旅は宿坊を予約しました。
泊まる持明院さん、とても親切にしていただきました。
ちなみに私が予約したプランは、
世界遺産■高野山で宿坊体験【部屋食スタンダード精進料理】です。
荷物を預けて観光する
12時に到着したので宿坊に荷物を預けて早速観光に出掛けました。
最初にしたことは
今回の旅はあえて細かい下調べもせずノープランです。
この高野山旅で何を感じるか何が起こるか、それを楽しみたいと思ったからです。
ただスタートする場所だけ決めていました。
そこに向かって歩いていると、
お店ののぼりを見てつい入ってしまった。
高野山に来て一番最初にした事は「やきもちを買った事」
飲む事食べる事が大好きな私らしいと言えば私らしい…
購入後にすぐに目的地に向かって歩きました。
まずは大門に行く
高野山内の正門「大門」です。
バスで高野山の中に入っているとはいえスタートは大門からと決めていました。
向かいにある展望台から見える景色は「日本夕日100選」に選ばれています。
天気が良いと四国まで見えることもあるのだとか。
この日は残念ながら曇り模様で見えませんでした。
すぐそばに女人道があったので登ってみました。
昔は今のような丈夫な靴もないでしょうにこのような険しい道をずっと歩いて祈っていたかと思うと空海の凄さと女性の強さを感じます。
人は何かに縋らないと生きていけない生き物なのでしょう。(悪い意味ではない)
私は10分ほどで戻りました。
さて戻るかと来た道を歩くと看板が見えました。
お助け地蔵尊に行く
坂道を登ってみました。
ツキノワグマが出る看板を見て一瞬怯みましたが進みます。
可愛らしい。
綺麗に整備されていて大切にされていることがわかります。
お参りして宿坊方面に戻ることにしました。
このお助け地蔵を後で調べたら全国から来るようでした。
戻る途中にごま豆腐で有名な「角濱ごま豆腐総本舗」本店の看板が見えたので寄ってみました。
へぇ、こんな場所にあるんだ、という住宅街の中にあります。
ここでは驚く出会いがありました。
こちらはテイクアウトのみのようで今買っても大丈夫か日持ちを知りたくて店員さんに話し掛けました。
「うーん、結構持つとは思いますけどねぇ」と。
「ん?なんか変だぞ?」と思ったらその方はお客様で地元の方でした。
焦りましたね。
着ている服が店員さんと似ていたので勘違いしたのです。
壁に日持ちの日数が書いてあったので「ごめんなさい!!」と謝りお店を出ました。
この出来事が後々驚く事に繋がりました。
高野山にはお得なバス乗り放題チケットもありますが私はあえて歩いて巡る事を選びました。
街並みを知りたかったし発見があると思ったからです。
その時の気分で行き先を決めよう、と。
この角濱ごま豆腐総本舗本店も歩いたから気付いた場所でしたしバスに乗ったら行かなかったでしょう。
それが出会いに繋がったのだと思います。
気を取り直し次の場所へ。
12月6日。
紅葉の名残りがまだありました。
壇上伽藍に行く
高野山は大きく言えば導線が一つというか移動しやすいですね。
宿坊に戻る途中にあります。
壇上伽藍は高野山の二大聖地の一つ。
空海が真っ先に造営に取り組んだ場所です。
六角経蔵は故障中(涙
金堂と根本大塔は中も拝観しました。
不思議な感覚でした。
曼荼羅を現していて配置や作りが他と違うから?
色もかな?
そして大きい。
今思う事は高野山デジタルミュージアムでVRコンテンツ「高野山 壇上伽藍-地上の曼荼羅-」を観てから拝観したらもっと感じられたのかもしれない、と。
次回は観ようと思っています。
広い。
19の諸堂が立ち並び金堂と根本大塔以外は外観を観るのみでした。
12月6日の気温と服装
12月6日14時半の気温は10度。
暖かい方のようです。
私の服装は、ブーツ、厚手のボアのジャケット、ニット、パンツ、手袋。
関東での一番寒い時の服装で行きました。
歩いたからか全く寒さは感じませんでした。
ただ、驚くほどにトイレが近い。
二泊三日の間にトイレばかり行っていました。
至る所にトイレがあるので困りはしませんでしたが多分一時間に一回はトイレに行っていたと思います。
水分もさほどに摂っていないのに。
これも寒さから来るものでしょう。
壇上伽藍も一通り見て時間は14:30。
宿坊のチェックインは15時なので戻ります。
寄り道してスイーツを買う
途中の観光センター中央案内所により軽く見て、
かさ國本舗さんのガラス張りで美味しそうな和菓子が見えたので即入り、
何個か購入しました。
高野山グルメを満喫するぞー!
旅では地元グルメを満喫することは大!大!大!の目的の一つです。
さらに歩いていると気になるお店が…
梵恩舎さんでケーキセット
なんか良い感じ。
陶芸作品があり購入もできます。
朝からほぼ食べていなかったのでケーキセットをいただきました。
お豆腐のチーズケーキだったかな。
美味しいコーヒーでホッと癒されます。
1日目の観光ルートは
宿坊持明院から「大門」へ行きほぼ一直線状を観光した感じです。
要所要所で気になる所をチェックし観光時間は休憩も含めて約3時間ほどでした。
歩数は25,000歩ほど。
痩せるかな?
宿坊でチェックイン、お部屋へ
15:30になったので予約した宿坊「持明院」さんに行きチェックインしました。
実は祖父母の家はお寺です。
慣れているようでも雰囲気も全く違い、宿坊に泊まるのは初めてなので楽しみにしていました。
お坊さんではないスタッフさんのことを今はなんて言うのでしょう?
昔は小僧と言いました。
(正式には違うかもですが)
スタッフさんがお部屋を案内してくれました。
襖を開けるとこの景色。
お部屋が非常に暖かく「おぉぉ」と声が漏れてしまいました。
夕食は18時。
それまではお部屋で一休みです。
早速、先ほどの帰宅途中で買った高野山のクラフトビール「天空般若」をいただきます。
おつまみは、かさ國本舗で買った和菓子たち。
ビールと和菓子(笑)
良いんです、高野山グルメを満喫です。
朝早く起きて約6時間の移動をして観光でたくさん歩き、と気だるい疲労感を感じながらも宿坊でビールを飲み充足感でいっぱいです。
持明院のお風呂は17時から。
時間ちょうどにお風呂場に向かいました。
私だけの貸切でした。
温泉ではありませんが裏の沢のお水を炊いた広いお風呂、疲れた身体が癒されます。
夕食は精進料理
お風呂から部屋に戻ると夕食がセットされていました。
「いやーん、宿坊って感じー」と心の中で呟きます。
部屋食なのも持明院さんに決めた理由です。
女一人旅、夕食が一番気になっていました。
普段はお店で1人で食べることには慣れていますが旅行の食堂で私だけ1人で食事をする、その経験がないので不安だったのです。
また、自分のペースでゆっくりと味わいたいと思い、持明院さんに決めました。
正解でした!
ちなみに私が予約したプランは、
世界遺産■高野山で宿坊体験【部屋食スタンダード精進料理】です。
日本酒も頼みました。
あぁ、幸せ。
食事が終わった頃に片付けに来てくれます。
奥の院ナイトツアーの予約をする
高野山の宿坊には門限があります。
持明院さんの門限は21時。
チェックイン時にナイトツアーに参加可能かを確認したら大丈夫だったのでネットから予約しました。
日時は明日にしました。
予約したところはこちら
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夜の高野山を散歩する
高野山の19:30。
夜はどんな感じか散歩に出てみました。
人っ子一人いません。
金剛峯寺の門がライトアップされていました。
夜の根本大塔
何だろ?と思ったら高野山大師教会でした。
日中に見かけた居酒屋に入れたらと思いましたが満席のようで賑やかだったので入りませんでした。
スナックも見かけましたが入る勇気はありませんでした。
次回は行ってみたい。
1時間ほど散策して20:30には持明院さんに戻りました。
就寝する
疲労から21時には眠いのにテレビを見ながらお部屋でのーんびり。
明日は朝のお勤めに参加をしたいので22時には寝ました。
お布団が温まるまで少し時間が掛かりましたが疲労ですぐに熟睡できました。
なかなかハードな1日でしたが初めてのひとり旅、初めての高野山、欲にまみれている私が少しだけ清められているような感じがして充足感でいっぱいです。
良い1日でした。
1日目のタイムライン
東京駅→新大阪→なんば
宿坊に荷物を預ける
ビール、和菓子などを買う
梵恩舎で珈琲とケーキを食べる
お部屋でくつろぐ
奥の院ナイトツアー予約手続き
入浴
夕食
夜の高野山の散策
お部屋でくつろぐ
就寝