【女一人旅】高野山観光④【金剛峯寺】
「霊宝館」を見た後は「金剛峯寺」へ移動しました。
徒歩で5分ほどです。
金剛峯寺の入り口
高野山観光では奥の院と金剛峯寺はほとんどの方が欠かさず見ると思います。
他の場所では観光客にほとんど会わなかったのに金剛峯寺はやはり人がいました。
12月の高野山に観光に来ているのは自分と数人ではないか、と錯覚してしまうほどに人を見かけずある意味では別世界にいるような感覚になっていましたがここで現実に戻ったような気がしました笑
写真の入り口は当時は天皇や皇族、高野山住職だけが出入りできる玄関だったそうです。
右手が入り口です。
入館手続きをする
下駄箱がありスリッパに履き替えます。
スリッパに履き替えて進むと拝観手続きの場所があります。
御朱印もこちらが受付のようです。
金剛峯寺の拝観料は大人1,000円、小学生以下300円。
共通内拝券(金剛峯寺・大師協会・大塔・金堂・徳川家霊台)は2,500円と700円もお得。
お大師様のファンクラブもあるのですね。
拝観する
金剛峯寺の館内図。
広いです。
立派な高野杉でした。
二つの寺紋は珍しいですね。
なぜなのか、歴史を調べると色々な空想ができます。
進むと見えてくるお庭。
とても綺麗に整備されています。
昔は今のような多種多様な娯楽もなく庭を愛でることも娯楽の一つとするならば、だからこそ日本ならではの庭園が発達したのかな?芸術まで昇華されてつくづく日本人って凄いな、とかじっくりゆっくり想像しながら見てまわりました。
これも二泊三日の一人旅だからできる見方でした。
金剛峯寺の阿字観。
是非とも一度は体験してみたい。
館内は写真撮影の禁止場所も多くありました。
襖の絵も圧巻で大切な部屋になるほど豪華になり、豊臣秀次が自害した間や天皇が座る場所の横には「武者隠し」という小部屋もありました。
お庭も襖の豪華な絵も、いつの時代も人間には娯楽がないと生きていけないものなのだなと思いました。
いや、おもてなしの心からなのかもしれませんが人はただ生きていくだけはできないものなのだなと。
人間の歴史から言うと令和から平安時代の約1250年前なんてつい最近の出来事ですし環境や物が進化しただけで人間自体はほぼ今と同じ、大きく進化したのではない、と私は思っていて。
まぁとにかく歴史のある場所に行くと空想しながらの観光は楽しいです。
台所もありました。
この3つで2,000人分のお米が炊けるそうで昭和50年代まで使われていたそうです。
こちらは現在も使っているそうです。
当時の金剛峯寺の建物内には何人いたのでしょうかね。
相当の量のご飯を炊いていたのだろうなぁという数でした。
一通り見終わった頃にふと目の前を通った方がいて。
なんと前日に私がある場所で店員さんと勘違いして話しかけてしまった方でした。
私に気付いて話しかけてくれました。
こんなに広い金剛峯寺内で高野山で同じタイミングで居たことに驚き「買えましたか?」と気遣ってくださり少し立ち話をしました。
でも私はお化粧もしていないスッピンで顔を一部隠しながら話していたので変だったと思います笑
少しお話しして互いに別々になりましたがまた次の日に驚きがあったのです。
これはまたその時の記事に書きますね。
金剛峯寺、じっくりと観られて良かったです。