【58歳バツ1】出逢った日に付き合う事が決まり早一年vol.①

登場人物
【私の友人58歳女性】
- 離婚して11年。
- 離婚後に購入したマンションで一人暮らし。
- 子供は3人、孫5人。
- 前彼と別れて1年。
【62歳男性】
- 奥様が病気で亡くなり一年。
- 会社経営。
- 寂しく感じる日々、酒量も増える。
- 子供3人。

全て実話です。現在進行中。
1人で寂しい男性
62歳男性と私は友達を介しての飲み友達。
奥様が亡くなってから知り合った。
高校からの同級生と結婚した一途な男性。
家事は一才しない。
子育ても奥様に任せきり。
そして仕事に励む日々だったそうだ。
そんな彼も奥様が亡くなると一緒に飲んでいても亡き奥様を想い泣く時もあった。
飲むと1人の家に帰りたくないからか「カラオケに行こう!」と歌わない私達を無理矢理誘っては彼は熱唱して気を紛らわせている、そんな感じだった。
寂しがりやな男性で、「茶飲み友達を紹介して」と何回も言われていたけど私は「はいはい」って感じで真剣に捉えていなかった。
泣くのを我慢しているから「泣きな」とわざと泣かせて吐き出させてあげる事しかできなかったな。
奥様が亡くなって一周忌が終わった頃、また紹介してと言われた。
「彼女とかはいらないんだ、ただ軽くお茶してささやかに楽しい時間が過ごせれば」
私は彼も少し落ち着いた様に見えたから私の友人を紹介する事にした。
紹介できる女性は彼女しかいないなと思った。
私の飲み友達。
お酒もカラオケも大好きで年も近い。
そして受身すぎずに自分からもお話ができる。
ここ、紹介する上でとっても大切。
付き合うとかは別にして、とりあえず当日は楽しく飲める会にしたいしね。
そして彼女の好みの男性は、
清潔感がある身なりのピッシリしている人、お金のある人、会話の楽しい人、一緒に飲み歩き出来る人。
全て彼はクリアしてる。
とりあえず彼女には男性を紹介するとは言わずに「私の友達と飲むからいつ空いてる?」と連絡した。
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顔合わせ当日
彼と彼の友達が先にお店に入って待っていた。
私と友達は遅れてお店に入る。
お寿司屋さんを予約してくれていて気合を感じる笑。
62歳男性はジャケットをちゃんと着ていて緊張していた。
「お見合いか!」と突っ込みたくなるくらいのかしこまり方。
あんなに緊張していた彼を見たことがなかったから笑っちゃった。
集まったのは夕方の16時。
彼女は日中に趣味の大衆演劇を1人で見に行っていて既にほろ酔いだった。
「お仕事は何をしているのですか?」
という彼の質問にも彼女はテンション高くにこやかに笑いながら話していた。
私はすぐに彼が彼女を気に入ったのがわかった。
続きはまた今度。
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