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りえ
50代独女の日々楽しむ方法
親孝行しに行ったのに救急病院へ行く事に涙
りえ
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先日にあしかがフラワーパークに行った時にお花を買いました。
お花好きな母にプレゼントするために。
今日そのお花を届けに実家に帰りました。
自転車で10分掛からない距離です。
観葉植物も枯らす女、私です。
金柑も挿し木から花を咲かしてしまう女、母に託し元気に可愛がってもらいます。
いただいたねこぶだしと小川軒のレーズンサンドもお裾分けするとまずはお仏壇に。
母が小学生の時に両親は亡くなっているので私にとっての祖父母とは会ったことがありません。
未だに不思議な感覚です。
いつもの通りに母の近況報告を聞き、
夕食はパスタ屋さんへ。
「美味しかったねぇ、明日からお父さんも私も仕事だねぇ」
なんて話ながら家の玄関に向かっていると、
「携帯がない！！！」
と気づいた私。
焦る焦る。
「お父さん！お店に戻ってほしい！！」
「わかった！でもちょっと待って！」
父も焦っていたのです。
トイレに行きたくて。
父がトイレに行っている間に私はパスタ屋さんに電話確認をしたい…
実家のPCで電話番号を確認する。
「あ！レシートに書いてあるか！！」
私はレシートにある番号に電話をしました。
そして母はPCが置いてあるテーブルに座っていて、
そこに慌てて父が戻りドアを勢いよく開ける…
「痛いっ！！」
母の手にぶつかったのです。
その時はみんなそんなに心配するでもなく。
時間が経てば痛みも治るだろうと。
5分後…
手の甲に内出血したらしく大豆ほどの膨らみになっていました。
その時も「あらぁ」くらいだったのですが、
15分後…
大福くらいに手の甲が腫れまして。
それを見た私は、
「これは病院に行くぞ！」
ここからは私が司令塔になり両親を動かします。
(この時点で携帯は見つかりました、車の中にありました…)
「○○病院に電話して」と母。
一応電話して閉まっている事を確認。
「休日だから電話しても多分断られる、直接に病院に行くから準備して！！」と私。
「保険証は？」
「確かここに..ない..どこ..どこ..」
「全くお前は！」と怒る父。
「良いから！保険証なしで後で持っていけば大丈夫だからとりあえず行くよ！」
「とりあえずいち早く行きたいからお父さん車を前にまわして！」
「わかった！」
そんなこんなでパスタ屋さんから戻って30分間をバッタバタに過ごし病院に向かいました。
俺のせいでお母さんに怪我をさせてしまった、という申し訳なさと焦りで運転が荒い父をなだめながら病院に到着し、
どうにか見てもらえる事になり、
指や骨に痛みはないから大丈夫、このまま様子を見て収まるのを待つしかない、という診断でした。
とりあえず良かったぁ。
家に戻り三人ともぐったり。
父が何度か緊急で入院しているので回数を重ねるたびに自分が進化していくのを感じます。
そして両親の老いもつくづく実感。
超亭主関白で俺様だった父が今や私の言う事を聞き、
「お前が居てくれて本当に良かった」とか言うんですもの。
親孝行のつもりが
「携帯を無くした！！」から始まり母が怪我をしてしまった…
申し訳ない。
家事も不便でしょうし当分は実家にちょこちょこ帰る事にします。
一寸先は闇。
皆様もお気をつけて。
ABOUT ME
50歳。バツなし独身。仕事は美容系のフリーランス。色々あるけれど楽しく心地良く過ごす事を全力で楽しむ日々。笑う門には福来たる。
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